健康の維持人生100年時代を健やかにすごすには
あなたの生活習慣がつくる生活習慣“病”
がん、脳卒中、心臓病、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの病気は、食生活、喫煙、飲酒、運動、休養などの生活習慣要因が発病に深く関与していることから、生活習慣病と呼ばれています。
生活習慣病は、過食、偏食、食塩の過剰摂取、喫煙、過度の飲酒、運動不足、休養不足など不健康な生活習慣の積み重ねによって徐々に進行し、自覚症状が現れ、病気とわかったときには回復しにくい段階になっています。
メタボリックシンドロームとは
動脈硬化が急激に進む危険な状態
「メタボリックシンドローム」とは、内臓脂肪型肥満に、「高血糖」「高血圧」「脂質異常」といった生活習慣病になる危険因子を併せもっている状態のことです。これらの危険因子は、それぞれ1つだけでも動脈硬化を招きますが、複数重なることによって互いに影響しあい、動脈硬化を飛躍的に進行させることがわかってきました。
あなたはメタボリックシンドローム?東食国保の死亡原因(令和2年度)
平成20年度より75歳以上の方が、後期高齢者医療制度に移られたため、死亡原因の割合が大きく変わりました。75歳未満ではがんで亡くなる人が圧倒的に多くなります。働き盛りの年齢で忙しいとは思いますが、年1回のがん検診は忘れずに受けましょう。
がん検診の申し込みは市区町村で受け付けています。毎年3月頃お住まいの地区の広報紙に案内が載ることが多いので、忘れずに見て申し込んでください。東食国保の大腸がん検診は、7・8月を除き申し込んでいただければ無料で受けられます(30歳以上の方)。また、健診補助制度のある人間ドックはがん検診も含まれています。
がんを防ぐための12ヵ条
出典:(財)がん研究振興財団「がんを防ぐための12ヵ条」
- バランスのとれた食生活を 〜がん予防にはいろどり豊かな食卓を〜
- 野菜、果物を豊富に 〜がん予防にはビタミンと食物繊維を〜
- 食べ過ぎを避け、脂肪摂取は控えめに 適切な体重の維持 〜長生きの秘訣は腹八分目! 毎朝の体重チェックでがん予防〜
- 塩辛い食品は控えめに 熱いものはさましてから 〜減塩料理で胃や食道をいたわって〜
- たばこは吸わない お酒はほどほどに 〜禁煙でがん予防、お酒は飲み過ぎに注意〜
- 適度に運動 〜毎日の生活にウォーキング+αでいい汗を〜
- 規則正しい日常生活を 〜まずは生活リズムの改善を〜
- 発がんリスクに注意:紫外線、放射線、焦げた食品、かびが生えた食品 〜リスクはなるべく避けて〜
- 肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス、ピロリ菌の感染予防と治療 〜感染予防と治療が大切〜
- 定期的ながん検診を 〜年1回の定期検診で早期発見、早期治療を〜
- 身体の異常に気がついたら、すぐに相談を 〜すみやかに受診、必要な検査を受けましょう〜
- 正しいがん情報とがんの性質の理解 〜がん情報は各ホームページから〜